こんにちは。今週の「今週末行きたい写真展」はスペシャル!で東京国際写真祭を特集します。今年初開催されるこの写真祭は国際コンペティションの受賞作の展示、国際的に活躍している写真家を厳選した企画展、ワークショップ、トークシンポジウムなど多角的に写真を楽しめるイベントです。
東京国際写真祭とは
文化、歴史、自然豊かな国、日本。その首都である東京は、日本が誇る文化コンテンツと世界が交差し、新たなインスピレーションを生み出す都市です。テクノロジーが発達し、写真がかつてないほど世界で市民権を得る現代。そのような時代において「これからの写真」を考える場として、10月9日(金)~18日(日)の10日間にかけて、東京国際写真祭(Tokyo International Photography Festival)が開催されます。
公式サイトより
- 日時:2015年10月9日(金) – 18日(日)9:30−21:30(平日)/9:00−19:00(土日祝日)
- 会場:ART FACTORY城南島
- 住所:東京都大田区城南島2-4-10
- アクセス:JR大森駅(東口)・京浜急行線大森海岸駅または平和島駅・東京モノレール流通センター駅(南口)より京急バス「森32系統(城南島循環)」
「城南島二丁目」下車 徒歩3分 - 会期中無休・入場無料
- 公式サイト:東京国際写真祭
会場の写真展を見に行こう
会場のART FACTORY城南島で3つの写真展が開催されます。一つの会場でこんなにたくさんの写真が鑑賞できる機会はなかなかありませんし、それぞれ世界的に活躍する写真家の中から厳選された最先端の写真カルチャーを体感できます。
1.What makes us “us” -私たちの世界の領域-
14名の国際的に活躍する写真家達の作品を「都市と自然」、「民族」、「境界」、「コミュニティーとカルチャー」という4つの観点から捉え、来場者がそれらの領域間を写真を通じて旅することで、「私たちの生きるこの世界の領域」について考え、新しい世界の見方を生み出そうとする試みとしての写真展。
2.Tokyo International Photography Competition (TIPC) – Winners Exhibition
全世界の写真家を対象に募集された東京国際写真コンペティションの受賞者展。コンペティションのテーマが「Human Condition(人間らしさ)」であり、それに対する写真家たちを見て自らも考えさせられるかと思います。
ニューヨーク、グアテマラ、シドニーにも巡回予定です。
3.Getty Images Japan Presents「Project Everyone 展」
プロジェクト・エブリワン(Project Everyone)」(国連で採択された「持続可能な開発目標(グローバル・ゴールズ:Global Goals)」の認知活動)に参画、写真や映像の提供しているGetty Imagesの写真展。
ワークショップに参加しよう
期間中、たくさんの写真にまつわるワークショップが開催されます。興味のあるワークショップに参加してみましょう。特に羽田空港のレストラン内で行われるホンマタカシ氏のワークショップは大変面白そうです。定員20名と少人数ですので、早めの予約をお勧めします。
- 「Camera Obscura Study」
- 羽田空港を見渡せるレストラン全体をピンホールカメラに改造、参加者はその「ピンホールカメラの中」でホンマタカシ氏のレクチャーやデッサン大会を行う。
- 2015年10月17日(土)
- 詳細は公式サイト Camera Obscura Study を参照ください
トークセッション、シンポジウムに参加しよう
ART FACTORY城南島では会期中の土日に2~5つのトークセッションもしくはシンポジウムが開催されます。写真展とは、写真家とは、といったいつもは考えないような内容かもしれませんが、参加してみると新たな世界が広がるかもしれませんよ。
詳細は公式サイト 東京国際写真祭 トーク&シンポジウム
まとめ
今回初開催のこのフェスティバル。写真好きとして東京が舞台となって国際的な写真家が集まるというのは嬉しいですね。早めに足を運んでみてはいかがでしょうか。