すずめのお宿緑地公園・旧栗山家主屋

さわやかな竹林と江戸時代の古民家

かつて「たけのこ」の特産地として知られていた目黒区の名残を見せる数少ない場所で、背の高い竹の葉越しの柔らかな光がファインダーに優しく降り注ぎます。敷地内にある旧栗山家主屋は1.5kmほど離れた緑ヶ丘１丁目の旧宅が移設されたもので、たけのこの産地だった頃の「農村目黒」の雰囲気を今に伝える目黒区指定文化財です。

すずめのおやど、竹林。

この公園の名前の由来はかつてこの竹林が付近のすずめのねぐらになっていたからだそうで、今でも竹林やシイ・ケヤキなど豊かな緑に野鳥を見ることができます。

旧栗山家主屋

古民家は小さな平屋で、靴を脱いで上がることができます。囲炉裏やかまどなどは今でも手入れして使っているそうで、当時の慎ましい生活が見えます。

アクセス情報

所在地：目黒区碑文谷三丁目11番22号
最寄り駅：東急東横線「都立大学」から徒歩10分、もしくは山手線・東急目黒線「目黒」から東急バス【黒０１】で１５分「碑文谷三丁目」下車徒歩1分
旧栗山家住宅　見学自由・無料
公開時間：午前9:30〜午後3:30
休館日：月曜日・火曜日（祝日の場合は公開、両日祝日の場合のみその翌日休館）、年末年始