渋谷駅の西口を出てすぐに7車線の玉川通りを含む大交差点を歩行者が横断するための歩道橋があります。その7車線という大きな道路の上の歩道橋を歩行者が通行し、そのまた上を首都高速が通っている、というまさに’立体都市’と言える都会の情景を撮影できるのがこの歩道橋です。
バス、車、人が途切れることなく行き交う場所

[写真上] 玉川通り、渋谷西口歩道橋。ビルは左端からヒカリエ、渋谷クロスタワー、首都高速3号渋谷線を挟んでオギノビルディング、第1カスヤビル
交差点の一方はバスターミナルで約20つのバス乗り場がそれぞれの系統へ発着するため、途切れることなくバスが出入りします。また、玉川通り(国道246号線)は渋谷を車で抜けるための主要な通りで、地下に田園都市線が走っています。写真では写せませんが、正確に言えば地下鉄も含めて4重の立体構造になっているのです。

歩道橋は四角形になっていて8つの出入り階段があり、学校やオフィス、マンションへ行き来して駅を利用する人が足早に歩いています。四角形になっているため歩道橋の上から対面の歩道橋を撮影できます。
日暮れ後や夜の撮影もおすすめ
人工的な都市であることを強調するため、日暮れ後の車のライトやオフィスの電気が点いたころを狙って撮影するのもおすすめです。