道路、特に高速道路の計算されたカーブ、柱が支えられる最大限に空中に浮いたその堂々たる姿は言葉に言い尽くせない「萌え」です。工場夜景が好きな方にはわかってもらえるのではないでしょうか。箱崎JCTはその道路萌え界のセンターを争えるポテンシャルの持ち主です。
築約40年と首都圏交通の要という貫禄
ここら一帯の高速道路は昭和50年代の建設で、側面の緑のラインが若干懐かしい雰囲気です。北関東・東北方面につながる6号向島線、千葉方面につながる7号小松川線、そして神奈川方面につながる9号深川線が集まり、分岐するジャンクションです。
何重にも交差するこの路線は一体?
また、ここはジャンクション(分岐)だけでなくインターチェンジ(乗り降り)の役目もあります。しかも、西側と東側両方に出入り口があるためそれを選択するための箱崎ロータリーという周回できる道路が最下層に設けられています。このためにこのような複雑な路線が立体的にクロスする構造になるのです。
複雑で分岐の多いこのジャンクション付近は慣れないドライバーにとって大変難しく、東京のドライブ難所のひとつとしても名高い場所です。
撮影は歩道から
撮影の際は歩道の内側から、安全に注意しましょう。交差点の歩道は狭くはありませんので、三脚使用の撮影が可能だと思います。夜間に長時間露光で自動車の光跡を入れるとカッコイイですね。広角レンズがあるとよりダイナミックに撮影できるでしょう。魚眼レンズも良いと思います。
スマホ用魚眼レンズなら1000円以下で手に入るので、オマケとして持っていきたいです。
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上から撮影する大人の技
歩道からではどうしても見上げた写真しか撮影できません。でも、航空写真のように上から、それも長時間露光でカーブする光跡を捉えられたら・・・夢が広がりますね。その夢、お金で買えますよ!
箱崎のジャンクションに面して「ロイヤルパークホテル」があり、一部の部屋からジャンクションを見下ろすことができるのです。一泊1万円前後、ジャンクションを独り占めできると思えばお安いですね。
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所在地
中央区日本橋箱崎町22
最寄駅
メトロ半蔵門線「水天宮前」2番出口から徒歩3分